「間違いなく、ハープメーカーの望みうる至高の芸術表現」は、1916年にライオン&ヒーリーハープが謳った理想で、ルイ15世スペシャル・コンサートグランドに注がれました。この傑作は、見事に細工され、緻密に彫り込まれ、豪華な23カラット以上の金箔で覆われています。
フランス国王ルイ15世の時代に見られたロココ様式に着想を得たこのハープは、葉、花、巻かれたツル、貝殻をイメージした意匠を取り入れた、見事なまでに手の込んだ芸術スタイルを伝えています。 そのサウンドは、ライオン&ヒーリーを象徴するクリアで、伸びがあり、よく共鳴します。ルイ15世は、その頑丈なシトカスプルース響板を補完するためにダブルローズウッド・インレイを施し、メープルとエキゾチックなブビンガ単板で補強されています。絶妙なフローラルトレリスのデザインは、23カラット以上の金箔を使用して響板に手描きされています。
響板の内側にコンサートグランド・アクションプレート・デザインのミニチュア・エッチングが描かれている他、アクションのフロントプレートとバックプレートには、ヴィンテージデザインが刻印されています。